江戸時代は、いろいろな意味で、私たちの知る「日本が」始まった時代といっていい。
「日本文化」と呼ばれるものの多くが、この時代に誕生、あるいは洗練されたことはいうまでもない。
江戸時代に生きた人々のロハスな生活には、学ぶべきところが多いようである。
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江戸時代に生きた人々のロハスな生活には、学ぶべきところが多いようである。
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2008-08-09
「熨斗紙」の習慣は、江戸時代に始まる!
お祝い事の贈り物の包装に、心をこめたものであることを表すためにつけるのが熨斗(のし)。現代では水引とともに熨斗の形を印刷した紙も登場していて、贈り物の箱にかけられることが多い。この熨斗の習慣がはじまったのが江戸時代である。そもそも、なぜ熨斗を贈り物につけるのだろうか。じつは、アワビが古代から高貴な生鮮品としてあつかわれてきたことに関係している。平安時代には祭祀のときの神への供物に、必ずアワビが加えられるようになり、鎌倉時代になると、貴族や武家のあいだで祝い事のさいに、贈り物に生のアワビを添えるという習慣が定着した。
ところが生アワビは傷みやすい。そこで江戸時代になると、日持ちをよくしたアワビで代用するようになった。アワビを大根料理のかつら剥きの要領で薄切りにしてから「火熨斗(ひのし)」という炭火を入れた鉄製の道具を使って乾燥させたのである。この薄切りにして乾燥させたアワビのことを「熨斗あわび」という。これがされに簡略化されて、現在の紙細工が誕生する。
熨斗あわびに見立てた黄色い紙を短冊状に切って、縁起のよい紅白の紙で、丁寧に折りたたむように包んだのだった。それもしだいに小さくなって、慶事の進物品に貼ることで、真心を示す印として定着したのである。
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