江戸時代は、いろいろな意味で、私たちの知る「日本が」始まった時代といっていい。
「日本文化」と呼ばれるものの多くが、この時代に誕生、あるいは洗練されたことはいうまでもない。
江戸時代に生きた人々のロハスな生活には、学ぶべきところが多いようである。


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2008-10-07

江戸のスリは、わざとひと目でわかる格好をしていた?

江戸の町にたくさん出没したスリは、たんなる泥棒や強盗とちがって、彼らなりのプライドを持っていた。スリの技術を子どものころから、先輩に叩きこまれたため、自分たちの技術に誇りを持ち、職人芸とまで思っていたからだ。職人としての誇りを持っているので、自分がスリだということを隠そうとしなかった。スリだとばれていても、成功させる自信があったからだ。
むしろ、プロのスリは、ひと目でそれとわかる格好をあえてするのが習わしだった。当時の役人が書いた本に、スリの服装が記されている。それによると、秩父絹裏の布子(木綿の綿入れ)、帯、紺の筒長の足袋、晒し木綿の手ぬぐい、雪駄などをスリは身につけていた。
さらに、プロのスリは髷の元結を一本一本細いひもで縛っていた。一般人はかなり太い元結で縛っていたので、この格好をしていたら、ひと目でスリだとわかった。そうした格好をしておいて、それでも奉行所の役人に気づかれずにスリをする。それが粋と思っていたのである。奉行所役人とスリは、よく顔を合わせていたのでお互いを知っていて、両者つねに技を競い合っていた。
また、スリの手段は、上方と江戸では異なり、上方は刃物を使って着物を切り、そこから抜き取ったが、江戸では刃物などは使わず指先だけで勝負した。それだけに上方よりも江戸のほうがプライドが高く、こだわりを持っていた。
江戸の町にスリが横行したのは、ひとつにはスリの刑が軽かったことがある。逮捕されても一回目から三回目までは入れ墨、叩き、江戸払いですみ、江戸払いになっても、ちがう場所で稼業は続けられたからだ。そうはいっても逮捕が四回目になると打ち首が待っていた。スリは四回捕まって打ち首にされるケースが多く、そのため30歳を超えられた者はめったにいなかった。だれもが舌を巻くほどの名人芸と職人としての誇りを持ち、危険を承知でプロの格好をする江戸のスリは粋でいなせな江戸っ子気質そのものであった。
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