江戸時代は、いろいろな意味で、私たちの知る「日本が」始まった時代といっていい。
「日本文化」と呼ばれるものの多くが、この時代に誕生、あるいは洗練されたことはいうまでもない。
江戸時代に生きた人々のロハスな生活には、学ぶべきところが多いようである。


--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2008-11-15

とことんまで使い切る驚きの江戸リサイクル事情?

江戸時代庶民の生活は、いまでいうリサイクル社会の理想モデルだった。現代とはちがう点は、現代のリサイクルはゴミを減らすことが大きな目的だが、江戸の町では、物を最後まで使いつくすという考え方が主流だったということだ。
江戸庶民は、物を使い捨てることなどけっしてしなかった。いまよりはるかに物のない時代である。江戸庶民は頭をひねり、少ない物をとことん使いきっていたのだ。その賢い知恵には、文明社会の我々もかなわない。まず、再利用の習慣が徹底していた。とくに衣類は大切にされ、くり返し着まわした。古着は洗い張り(糸を一度解いて着物をバラバラにし、反物の状態にして洗う)をし、ほかの着物に仕立て直した。ボロになった布は、雑巾、紐、下駄の鼻緒などに使いまわしてとことん再利用した。
当然、着古した衣類をあつかう店や市場もでき、おおいに繁盛した。それが質屋や古着市だった。江戸の古着屋は、衣類をさらに地方に運んで刺子(布地を補強するために細かく刺し縫いした衣服)などに再利用した。紙も大事にされ、書き物に使った紙は捨てずに、襖の下張りや、梱包紙。こよりなどに再利用。使い切ってやっとゴミになった紙くずは、紙くず買いが買って再生業者に渡し、漉返紙(漉きなおしてつくった中古の和紙)に再利用されて売られた。
鍋・釜の鉄製品は溶解して、ふたたび鉄商品にして再利用。川の底に捨てられた鉄まで拾い上げる「よなげ屋」という業者まで生まれた。そのほか、古がね買い、蝋買い、樽買い、古傘買いなどの、古物を買って再生する商売も繁盛した。
また、こわれた物を修理して使う習慣も励行されていたため、修理業者が多く活躍した。煙管の管を取り替える羅宇屋(らおや)、鍋・釜を修理する鋳掛屋(いかけや)、下駄を修理する雪駄直しなどが店を出した。桶屋は桶の箍(たが)を掛け替え、提灯屋は提灯の張替えをした。欠けたりヒビの入った陶器の修理は焼接屋(やきつぎや)が行った。そのほか、こたつのやぐらを修繕するやぐら直し、そろばん直し、椀直しなど、暮らしに必要なあらゆる道具の修理やが、江戸の町では大活躍していた。
これだけ徹底したエコ社会であれば、江戸の町にはゴミなどほとんどなかったように思える。しかし、それでもゴミを川筋に捨てる者がいたようで、幕府は永代島をゴミ捨て場にするというお触れを出している。すると、江戸中のゴミ捨てと永代島の土ざらいを請け負い、海を埋め立てて新田を造成する業者が現れた。江戸ではゴミまでも再利用されたのである。
スポンサーサイト

theme : 雑学・情報
genre : 学問・文化・芸術

tag : 歴史 江戸時代 雑学 庶民

comment

管理者にだけメッセージを送る

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
プロフィール

ジャンキー将軍

Author:ジャンキー将軍
江戸時代の知りたかった「謎」と「疑問」を解説します。

最近の記事
記事検索フォーム
カテゴリー
月別アーカイブ
リンク
ブログランキング

FC2Blog Ranking

最近のコメント
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
FC2カウンター
Pick Up
amazon
焼肉通販・ホルモン通販
すき焼き・しゃぶしゃぶ肉通販
スパイカメラ・カモフラージュカメラ通販
コルクマット・ジョイントマット通販
美容ローラー 針美人(しんびじん)

ヤーマン サーミコン式脱毛器
no!no!hair Smart(ノーノーヘア スマート)
エバンジェリスト BBクリーム
フリーエリア
フリーエリア
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。